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Senior’s Voice先輩の声
由良ドック株式会社
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先輩の声
父は漁師。「和歌山の海で仕事がしたい」と思い、由良ドックに入社しました。漁船とはスケールの違う船を見た感想は「おもしろそう!」

古川 竜士
2012年入社
- 年齢
- 33 歳
- 出身校
- 近畿大学 生物理工学部 知能システム工学科
- 役職
- 技術課(電気担当)
現在の仕事内容
入社後は技術課で電気を担当することになりました。大学で学んだといっても基礎的なことだけなので、一から勉強です。先輩や上司についてまわっては、現場の技能職の方に教えてもらう毎日でした。
私が心がけているのは、つねに乗組員ファーストで修理計画を立てることです。効率を考えて「この作業から始める」と私たちが決めても、乗組員が困ることもあります。自分たちの都合だけでなく、船主や乗組員の意見も聞き、現場スタッフの考えもくみとって調整していくのも大事だと思っています。
技術者というと機械やコンピュータと向き合う仕事と思われるかも知れませんが、実際は人と接する方が多いんですよ。この会社に決めた理由
父が漁師をしているので、小さな頃から船に乗せてもらったり、海の近くで遊んでいました。家から海や船が見える環境で育った私は「和歌山県内の海の近くで仕事がしたい」と思ったのです。
大学で当社のことを教えてもらい、見学で訪問したときに感じたのは「大きい!おもしろそう」。やっぱり漁船とは違う、中はどうなっているんだろう?と、どんどん興味が湧きました。入社してから今までで印象に残っていること
はじめの頃は、先輩たちが一体何を言っているのか、さっぱりわからず(笑)。少しずつ、言葉の意味が理解できるようになってきた頃、海上保安庁の巡視船の大改造を任されることに!通常は長くても2週間くらいの工期が、このときは4ヶ月という大がかりなものでした。
図面の見方を教えてもらいつつ走り回りましたが、いい経験になったと思います。この仕事のやりがい
船の電気設備の図面なんて、ふつうは見る機会がありませんよね。一隻の船ごとに何百ぺーじもの分厚い図面があり、その中から修理に必要な箇所を見つけていくんです。
故障の原因を探ることから始まるわけですが、意外な機器の不具合が関係している可能性もあります。膨大な情報の中から原因を探っていくのが難しく、面白さを感じます。
電気制御は船体にもエンジンにも影響を与えますから、その担当者と打ち合わせをすることも多いです。別のチームの人と一緒に問題を解決していく過程も醍醐味の一つですね。今後の展望
後輩が入ってきて、教える機会も増えそうです。人に教えるには、自分が深く理解していなければなりません。しっかり指導できるよう、私自身が正しい知識を身につけていこうと思っています。
技術職の仕事は理系でも文系でも大丈夫。いろんな人と会って話すことが好きな方なら活躍できますよ!
